黒い影が視界の端に映る　いつもみたいに近づく貴方
私の手が動きだすその前に　貴方の手で抱き寄せられた

動き出した腕掴まれ　 そのまま抱きしめて
甘えたがりの貴方だから　震える背を撫でる

泣かないで欲しい　笑ってて欲しい　一人では無いんだと思わせて
キスをして　抱きしめてあげる　だからもう泣かないで笑ってほしいの

束縛したい　もう離したくない　愛しいから執着を見せつけよう
「おかしい」けどどうにも止められない　行けるトコまで行ってもいいか

吹雪荒れる冬の森　 死にかけてた仔狼(あなた)
家族をみな失った　私達(俺達)　おんなじね

囚われるべきは　あの過去(ゆめ)じゃなくて　此処にある確固たる現在　
怖いなら　ずっとそばにいる　安心して…絶対に一人にはしないから

夜空が荒れると不安で　震えていた貴方に
「大丈夫」と囁いて　貴方を抱きしめた

泣かないで欲しい　笑ってて欲しい　一人では無いんだと思わせて
キスをして　抱きしめてあげる　だからもう泣かないで笑ってほしいの

抱きしめてマグネットのように　例え何に邪魔されようとも離れない
溶け合って戻れなくていい　それでいいの　誰よりも大切なZarah